こちらは自分の手法の優位性を確かめる上で非常に大切なステップとなります。
まだ、手法を持ち合わせていない方も含めこちらのステップは飛ばしてはいけないということで初期段階のステップに入れさせていただきました。
多くの方は、考えついたロジックや商材・ネットやYoutube等で紹介されている手法をインプットしたらすぐに実践で使おうとします。
それで、数回やってみただけで使える使えないの判断をしてしまいます。
手法というのは使い続けなければ優位性は見えてきませんし、使いこなせません。
ただ、資金を無駄にしながらリアル相場で検証しても意味がありません。
そのために過去相場をみて手法を当てはめて有効かどうかを検証します。過去で機能しなけれれば現在でも機能しません。(極端に昔過ぎると検証の有効性は見いだせないかもしれませんので、5年から10年前くらいから始めてみてください)
ただ、数回やっただけでは無意味なので数をこなして勝率や期待値幅(トータル期待値)を出す必要があります。
検証方法は大きく二つあります。
①FT5の有料検証ソフトを使用する(セール時:2万円ほど)
②MT5/MT4にヒストリカルデータを入手して過去にさかのぼり検証
①FT5を使用して過去検証する方法
【メリット】 | 【デメリット】 |
検証時間のスピードが速い | 導入費用が掛かる(2万円ほど) |
分析データをまとめてくれる | チャートが見にくい(個人的感想) |
FT5のチャートと右が統計まとめになります。
②MT4/5チャートで過去検証する方法
まずはヒストリカルデータを入手して過去チャートを取り込みます。
ツール→オプション→チャートのチャートの最大バー数をMT4の場合は[999999]とできる限り入れていただいていいです。MT5場合はUnlimitedを選択してください。
表示→銘柄の順に進み、①チャートバータブ選択 ②取得通貨選択 ③取得時間足を選択 ④取得期間を選択 ⑤情報呼び出しをクリック
下のようにデータが展開され、バー数が表示されればダウンロード完了です。
ここまでは、前準備になります。 もう1つ過去検証を楽にするツールがあると大変便利です。それはSHIFTCHART MT4用とMT5用があります。(gogojungle)で入手が可能です。2000円はかかりますが、FTソフトの10分の1以下の金額です。
このツールは複数のチャートを同期させることが可能です。どういうことかと言うと1時間足にツールの垂直線を引くと、他の時間足でもその場所に移動ができるというものになります。
過去の日付を指定するのは簡単です。
チャート左下の日付が表示されている領域をダブルクリックします。
指定した日付を//区切りで打ち込みます。
その後エントリーを押せば移動します。
チャート上に垂直線を置くことで、各時間足で動機ができます。右はパラメーター設定ですがサマータイムや日本時間表示など様々な設定が可能です。
このツールを使って、過去検証をすると非常に容易に作業ができます。逆にこのツールがないと垂直線を自分で引いて、違う時間足に切り替えた後スクロールで遡らないといけません。その時間が無駄ですよね。。。。
個人的にはMT4/5のチャートに慣れているので、②の方がやりやすいです。
FT5も導入しての個人的意見です。 これは人によって好みが分かれると思います。
基本過去検証が好きな方よりも嫌いな方が多いと思います。僕含めそういった方は②のが向いている傾向にあると思います。
ただ、過去検証はとても大切です。疎かにするとお金がなくなってから大切さに気付くことになります。
手法を得てから過去検証をすればいいですが、前述したようにいきなりリアルトレードに持ち込んで痛い目を見ないためにお伝えしています。 私自身そのような失敗をしてきた過去があるから声を大にして伝えたい内容の1つになります。
手法を持っていない方は、こちらから無料で入手できますのでご確認ください。